日経平均は上がっているのに売買代金は低調?「様子見相場」ってどういうこと?

今日の株式市場を見ていて、

「日経平均は上がっているのに、売買代金は低調なんだな」

と思いました。

日経平均は405円高となり、6万6262円16銭で取引を終了。

しっかり上昇しているのに、東証プライム市場の売買代金は6兆7057億円。

7兆円を下回り、約4カ月ぶりの低水準だったそうです。

株価が上がっているのに、売買代金は低調。

一体どういうことなのでしょうか。

今回は「売買代金って何?」というところから、なぜ売買代金が低調になるのかを調べてみました。

そもそも「売買代金」って何?

株式ニュースを見ていると、

「東証プライムの売買代金は○兆円」

という数字がよく出てきます。

売買代金とは簡単に言えば、

「その日に株式がどれくらい売買されたのかを金額で表したもの」

です。

例えば、

1株1,000円の株を100株売買したら、

1,000円×100株=10万円

の売買代金になります。

これを東京証券取引所全体で積み上げていったものが、市場全体の売買代金です。

つまり、

売買代金が大きい

たくさんのお金が市場で動いている

売買代金が小さい

売買があまり活発ではない

というイメージです。

では、なぜ今日は売買代金が低調だったの?

今回の大きな理由は、

「様子見」

だったようです。

実は日本時間の8月27日早朝には、アメリカの半導体大手エヌビディアの決算発表が予定されていました。

今の株式市場ではAIや半導体関連株の存在感が非常に大きくなっています。

その中心的な企業であるエヌビディアの決算がどうなるのか。

投資家としてはかなり気になります。

そのため、

「決算を見てから動こう」

「今は無理に売買しなくてもいい」

という投資家が増えたと考えられます。

実際、26日の東京市場では、エヌビディア決算を見極めたいとの見方から相場全体が模様眺めとなっていたと報じられています。

株価が上がっているのに、みんなが積極的に買っているとは限らない

ここが今回のニュースで面白いと思ったところです。

日経平均が400円以上上がっていると、

「今日は投資家が積極的に買っているんだな」

と思ってしまいます。

でも、必ずしもそうとは限りません。

例えば、

「売る人が少ない」

「大きな買いを入れるのも決算を見てから」

という状態でも、株価は上がることがあります。

つまり、

株価が上がっている

市場全体がものすごく活発に売買している

とは限らないんですね。

「売買代金が低調」は悪いことなの?

では、売買代金が少ないことは悪いのでしょうか。

私は一概にそうとは言えないと思います。

今回のように、

「重要なイベントを前にして、投資家が様子を見ている」

というケースもあります。

逆に、大きなニュースがなくても投資家の売買意欲が低下している場合には、

「市場の勢いが弱くなっているのかな」

と考える材料になることもあります。

つまり、

売買代金だけを見て、

「低いから株価は下がる」

と判断するのは危険です。

株価の方向だけではなく、

「どれくらい活発に売買されているのか」

を見るための一つの指標として考えるのがよさそうです。

個人投資家としても「売買代金」はチェックしたい

私は普段、個別株を見るときに、

株価

配当

優待

業績

PERやPBR

などをチェックしています。

でも、最近はこうした市場全体の数字も少しずつ見るようになりました。

日経平均が上がっている。

でも自分の持ち株は上がっていない。

そんなこともあります。

逆に、

日経平均が下がっているのに、自分の持ち株は上がっている。

ということもあります。

株式市場は、

「日経平均が上がった、下がった」

だけでは分からないことがたくさんあります。

売買代金もその一つです。

これから相場はどうなる?

今回のような「様子見」がいつまでも続くわけではありません。

大きなイベントを通過すれば、

「買おう」

「売ろう」

と投資家が一斉に動き出すこともあります。

特に現在はAI・半導体関連株が日本株市場を大きく動かしています。

そのため、エヌビディアの決算や今後のAI投資の動向は、日本株にも大きな影響を与えそうです。

私自身も、

「日経平均がここまで上がっているなら乗りたい!」

と思う一方で、

「今から買って大丈夫なのかな」

という気持ちもあります。

株価が上がっていると買いたくなる。

でも、上がり続けるとは限らない。

だからこそ、こうした市場の動きを一つずつ勉強しながら投資していきたいと思います。

まとめ

今日の日本株市場は、

日経平均は上昇。

でも売買代金は低調。

という少し不思議な相場でした。

背景には、エヌビディアの決算を控えて投資家が様子見姿勢を強めていたことがあります。

売買代金は、

「市場でどれくらいのお金が動いているのか」

を見るための数字。

売買代金が少ないからといって、必ず株価が下がるわけではありません。

でも、

「今日は株価だけではなく、売買の活発さにも注目してみよう」

と思えるきっかけにはなりました。

株式市場は本当に奥が深い。

日経平均が上がった、下がっただけではなく、

「なぜそうなったのか」

を考えるのも投資の面白さなのかもしれません。

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