G7首脳会議が開催されました。
ニュースでは大きく報じられていましたが、正直なところ私は、
「で、結局何が決まったの?」
と思いながら見ていました。
振り返ってみると、今回のG7は何か画期的な政策が発表されたというよりも、今後の世界の方向性を再確認する場だったように感じます。
投資家として特に気になったテーマは3つありました。
① ウクライナ支援はまだ続く
まず一つ目はウクライナ支援です。
ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから、もう数年が経過しました。
ニュースで取り上げられる頻度は以前より減ったように感じますが、G7各国は引き続き支援を続ける姿勢を示しました。
戦争が続く限り、防衛関連やエネルギー関連の動向は無視できません。
もちろん、
「戦争が続くから防衛株を買おう」
という単純な話ではありません。
ただ、世界情勢が企業業績や株価に大きな影響を与えることを改めて感じました。
② 中国依存の見直し
二つ目は中国依存の見直しです。
ここ数年、本当によく耳にするようになりました。
半導体や電池材料、レアアースなど、世界経済を支える重要な部品や資源の多くを中国に依存しています。
もし何らかの問題が起きれば、世界中の企業活動に影響が出てしまいます。
そのため各国は、
「中国を排除する」
というより、
「中国だけに頼らない体制を作る」
方向に動いています。
半導体関連や電子部品関連のニュースを見ていると、この流れは今後も続きそうだと感じます。
③ AIと重要鉱物
三つ目はAIと重要鉱物です。
最近はAI関連のニュースを見ない日がないほどです。
AIの発展には半導体が必要です。
そして半導体を作るには、さまざまな希少金属や重要鉱物が必要になります。
つまり、
AI
↓
半導体
↓
重要鉱物
という流れでつながっています。
最近、レアアース関連や積層セラミックコンデンサー(MLCC)関連のニュースをよく見かけます。
一見すると別々のテーマに見えますが、根っこの部分では世界的な技術競争につながっているのだと思います。
投資家として思うこと
今回のG7を見ていて感じたのは、
「新しいテーマが生まれた」
というより、
「今後数年続きそうなテーマが再確認された」
ということです。
ウクライナ支援。
中国依存の見直し。
AIと重要鉱物。
どれも数日や数か月で終わる話ではありません。
だからこそ、多くの企業や業界に影響を与え続ける可能性があります。
私は個別株も好きですが、こういう世界的なテーマを見ていると、やはりオルカンなどのインデックス投資の強さも感じます。
どの企業が勝つかを予想するのは難しい。
でも世界全体が成長するなら、その恩恵を幅広く受けられるからです。
まとめ
今回のG7は派手な成果こそ少なかったかもしれません。
でも投資家として見ると、とても興味深い会議でした。
毎日の株価ばかり見ていると忘れてしまいがちですが、こうした世界の大きな流れを知ることも投資の楽しさの一つなのかもしれません。

コメント